Thursday, April 18, 2013

"Abstract Butter" by Shoko Masunaga


朝食のパンに絵を描き、記録して食べる。
365日行われたプロジェクト。
この1年のプロジェクトを展覧会という形に発展させた企画展『Abstract Butter』。
日付順に並ぶ “アブストラクト”なパンのイメージ群。視覚的に捉える1年とは・・・。
Nidi gallery HPより)


昨年末にNidi galleryで、年の締めくくりに開催された
作品展、益永梢子さんによる“Abstract Butter”。

益永梢子さんは平面、立体、インスタレーション、と
手法にとらわれずコンセプチュアルな作品を発表し続けている
アーティスト。

あるきっかけで始められた
テーブルの上で毎朝行われるアブストラクトアート。
海外に行った時もそれは欠かさず365日行われ
記録されたすべてを一挙に、この展覧会で見ることが出来ました。

365枚のそれらは圧巻だったけれど
それぞれの朝の様子をご本人から伺うのが楽しくて
ついつい、あれは、この日は、とねだっていつまでも
聞いてしまうのでした。

その他パンと益永さんにまつわるアートも見応えあるものでしたがさらに
期間中はその場で来客にAbstract Butterのパフォーマンスも。



益永さんも話していたけれど、
誰もが一度は子どものとき、目の前の食事を食器を
キャンバスや絵の具として
遊んだことがあるんじゃないかな?
(そして怒られるんだよね)

絵画でもあり料理でもあり、
でもそのどちらでもないともいえる彼女のその行為は
そういった生活の隙間の楽しみを思い出させてくれて
改めて愛おしく感じることが出来ました。


まあ、私の拙い感想よりもぜひその様子を、
ムービーから直接感じてください!


ちなみにちなみに
このアートにはさらに自分も参加できる!:)

一口齧ることで、新たなアブストラクト。
一口一口が楽しくて仕方なかった。




とても楽しいひとときを益永さん、ありがとうございました。
今後も活躍も楽しみにしています!(410の同志より♡)

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